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『日本辺境論』が新書大賞

『日本辺境論』が新書大賞(毎日新聞)

日本辺境論 (新潮新書)日本辺境論 (新潮新書)
(2009/11)
内田 樹

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最近、ベストセラーを結構売ってる感じの内田樹の渾身の作品(といっても小説じゃないですよ)が新書大賞に選ばれました。この本は日本人とは何かということをあくまでも著者意見として書いたものです。

内田樹というと、自身のブログに代表されるように、非常にわかりやすくまた軽快な口調で読みやすいことで(たぶん)有名です。

「正しくない」との批判がありますけど、べつに絶対に正しいということを内田樹は言ってるわけではないと思います。変化していくものの一部をとらえているわけですし、人によっては感じ方も違うはずですしね。

この本を読むにあたっては、なるほどと思ってもそれを正解だと思うのではなく、一つの意見だととらえる必要がありそうです。

正しくとも正しくなくとも、面白いということに変わりはないですが。
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映画秘宝2010年4月号がとても面白かったことについて

映画秘宝 2010年 04月号 [雑誌]映画秘宝 2010年 04月号 [雑誌]
(2010/02/20)
不明

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映画秘宝と言えば、映画評論家である町山智浩(大先生)が創刊した雑誌です。前々から、雑誌の存在自体は知ってはいましたが、気になったところをちょこっと読んでいただけでした。しかし、今回は宇多丸師匠と高橋ヨシキの対談が出ていたのでついに買うことにしました。

対談の内容は、「あなたは『アバター』に騙されている!?」です。これは読むしかないでしょう。それだけでなく、面白そうな記事が多くあったので、1000円の価値は大いにあるでしょう。

そんで、その対談なんですけど、これがまた面白い。「オススメです!」(注:宇多丸師匠のシネマハスラーでの口癖)と言いたくなります。的確にツッコミを入れてきます。少し、引用しようと思います。

高橋:ナヴィ族のデザインにしたって、たぶんアフリカのヌバ族とかのイメージがまずあって、それにディズニー風のぱちくりお目々をつけて、鼻は子猫の鼻にしてみました、どう?可愛いでしょう?……ってそりゃ可愛いに決まってるよ!(中略)

宇多丸:だから、80年代のSFオタクがノートの隅に書いてた宇宙人、ナヴィ族ってまさにそれなんだもん。

高橋:そんなもんを観せられて「感動した」っている人が世の中にはいるんですね!

宇多丸:そりゃ『ルーキーズ』観て感動する人もいるわけだし。

高橋:ああっ、そうか!うわー……。
(映画秘宝2010年4月号P.40より)


ちょっと補足しておくと、SFオタクは恐らく監督のジェームズ・キャメロンでしょう。それと、宇多丸師匠は『ル0キーズ』を自身のラジオで酷評しています。実験映画と言ってます(あくまで皮肉ですよ)。

こんな感じの、僕としては爆笑しそうな、話が4ページ分あります。ちなみに1ページ4行なので、さっきの話は大体、32分の1くらいでしょうか。

映画自体の話に始まり、ジェームズ・キャメロンの映画に見られる問題点などを軽快にかつ分かりやすく書いてくれています。たとえも、すごく日常的で面白いです。「ジェームズ・キャメロン、実は不能?」みたいな小ネタのような話も満載です。

『アバター』だけでなく、町山智浩の『ハングオーバー』(予算3000万ドルで興行収入4億5000万ドルのコメディ映画)の監督へのインタビューや、韓国暴力映画特集(前に書いたオールド・ボーイもありました、花太郎の言ってた、『シルミド』もありました)などもあります。韓国暴力映画特集は日本映画へのツッコミにもなっていておもしろいです。

存在こそは知ってましたけど、読まなかったのは非常に損だということがやっとわかりました。宇多丸師匠も読んでいるらしいですからね。やっぱり、食わず嫌いはだめですね。

そうそう、学校の皆さんは読みたければ、貸しますので借りたければ言ってください。『アバター』の記事は特に読んでもらいたいです。まあ、誰も「貸して」と言わないと思いますけど。あと、ネタとかで借りるのはなしの方向で。

雑誌の推薦って、たぶん初めてですね。推薦する必要もないくらい、面白いことを知っている人は多いでしょう。

(500)日のサマー

監督:マーク・ウェブ
出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル

500days.jpg

ストーリー
恋を信じる男の子(トム)と信じない女の子(サマー)の、ビタースウィートな500日の物語。

トムは建築家を夢見て、グリーティングカード会社で働く日々。ある日、秘書として入社してきたキュートなサマーに一目惚れ。トムは運命の恋を夢見る男の子、一方サマーは真実の愛なんて信じない女の子だった…。まったく正反対のふたりの500日の恋のゆくえは…?
(東宝シネマズホームページより)

「書くの遅えよ!」という話ですけど、僕自身も観たのがまあ最近なんで、許してください。

どこから書けばいいのかよくわからないですけど、一目でわかるところで言うと、まず音楽とかがスタイリッシュですね(本質関係ねえ)。映画の後に、カップルが「アルバム買おうか」「音楽よかったもんね」と言う感じの話をしていました。僕は、一人で…

まあいいいや。一応は、恋物語だということなんですけど、映画の冒頭に、この映画は恋の話ではないみたいなことを言ってきます。それはそれで流しましょう。

僕としては本質的な部分は主人公のキャラ設定にあると思います。主人公は現代にありがちな。所謂草食系だんしです。その主人公の描き方が本当にうまいです。男性諸君(特に非モテの人)は主人公の視点で観ると、本当に面白いと思います。

好きなバンドが一緒だったら、そのバンドの曲を好きな女の子に聞こえるように音量を上げまくるあたりや、自分の都合のいいような妄想をするといっったことは、いかにもというところでしょう。

一つ一つのシーンを語るならば、とても簡単ですけど、映画を総括して話すのは難しいですねえ。面白いとかで片づけるわけにはいかないですしね。

パンフレットを参考にしようと思って読んだところ、なんとも微妙な評論しかないですね。男脳と女脳の違いって、そこじゃないんじゃないかと思います。いろんなシーンとかから教訓っぽいものを得るのはたやすいですけど、全体をまとめるようなものを語るのはとにかく大変です。

でも、すごくいいですよ。特に、ミュージカルっぽいシーンのあたりは思わず笑います。オチもうまくつけています。

評価:80点
インディペンデント映画もいいのありますね。

ハプニング

監督、脚本:M・ナイト・シャマラン
出演:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル

happening.jpg

ストーリー
ミツバチがアメリカからいなくなり、突然人々が自殺を始めた。髪留めで首を刺す女性や、工事現場で次々と飛び降りる作業員たち・・・。果たしてこの行動の原因は何なのか?テロか、放射能汚染か、環境汚染か。物語は思いもよらぬ結末を迎える・・・。
(wikipediaより)

『シックス・センス』で一躍有名になったシャマランの一番新しい作品です。そういえば、今年の夏にシャマランの最新作が公開されるそうです。

『シックス・センス』はアカデミー賞にノミネートされた通り、かなりいい作品です。しかし、次の『アンブレイカブル』あたりから、シャマランは下降線をたどります。

しかし、「あの『シックス・センス』を撮ったシャマランだから、今度こそは…」と思う人はいるでしょう。そのせいか、この映画は興行収入が1億6千万ドルくらいと結構な成績です。

ところで、僕がこの映画をどうして観たのかと言うと、ラジオで町山智浩がワースト映画だとか言ってたからです。そこまでひどいなら観てやろうじゃないかと言うことで観ました。

前置きが長くなりましたけど、結論から言うと、「オチはひどい」です。

映画自体は90分くらいと短く、また、観客をぐいぐい引っ張ってくれるんですけど、みんなが期待しているオチが本当にひどいです。

よくできたオチのある映画は「おおー!」と唸りたくなりますけど、この映画はふざけんなよと叫びたくなります。オチのしっかりしている『シックス・センス』『ファイト・クラブ』『ユージュアル・サスペクツ』(これは少し禁じ手を使ってますけど)などに比べると、はるかにダメです。『20世紀少年』といい勝負をしています。

実際のところ、大枠だけを考えると、ストーリーとか流れはいい感じです。しかし、何度も言うように、この映画で一番重要なのは、「オチ」です。そこがどうしようもないので、いい評価はできないですね。

あと、ちょこちょこ言いたいところがあって、主人公とその妻であるズーイー・デシャネルは夫婦仲が悪い設定なんですけど、ここでズーイー・デシャネルはねえだろと思いました。ズーイー・デシャネルだと、「えへ、えへ」(意味不明、やわらかい感じと思ってください)みたいなイメージなんで、ちょっと合わいなと思いました。

そうそう、登場人物が結構自殺しますけど、シャマラン監督にしては結構残酷な描写をします。しかも多いです。『アンブレイカブル』の列車事故のシーンは全くなかったのにね。

一応主演はマーク・ウォールバーグなんですけど、マーク・ウォールバーグはいいですね。『ディパーテッド』で嫌な奴と思ってましたけど、最近の『ラブリー・ボーン』とかを観ても、意外とうまいんだなあと思いました。アカデミー賞こそ取ってませんけど、結構中堅なかんじですね。

主人公の同僚の数学教師がいるんですけど、その人はプリンストンだったかに行くときに、主人公とは別の車に乗せてもらうんですけど、死体を見た同乗者が叫ぶシーンで、その数学教師が秀吉と同じようなことを言っているあたりは、「ちょっとそれはないだろ」と思ってしまいました。ついでに、同乗者ももうちょっと考えろよと言いたくなっちゃいます。

部分部分は微妙なところもあるんですけど、全体的にはオチを除けば結構いい感じです。が、フランク・ダラボンの『ミスト』と似ているなと思ってしまいました。みんな知っているように『ミスト』のオチは、ものすごいバットエンドなんですけど、なんだかんだで『ミスト』の方がいいですね。

評価:45点
正直点はどうでもいいです。とにかくオチがひどいことを再三書いておきます。

ジョーズ

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス

jaws.jpg

ストーリー
平穏なアメリカ東海岸の田舎町、アミティビレッジに突如出現した巨大人食い鮫。市当局が町の利益を求めるあまり対応が遅れ、多くの犠牲者を出してしまう。地元の警察署長ブロディ、海洋学者フーパー、漁師クイントの3人は、サメ退治のため大海原に乗り出す。
(wikipediaより)

タイトルを知らない人はいないでしょう。スピルバーグといえばこの作品と言うくらい有名です。

スピルバーグはこの作品を27歳で監督したといいます。ちなみにクエンティン・タランティーノが『パルプ・フィクション』でパルムドールを受賞したのは28歳でした。

と言うことはさておき、やはりスピルバーグとはいえども、初期の作品と言うこともあってか、細部に関してはもう少しうまくでき気もしましたが、やはり大枠はよくできていると思います。120分と最近のスピルバーグ作品に比べると短いですが、うまくまとまっています。

大きいサメが出てくるのですが、結構リアリティがあります。この映画が公開されたころ、海へ行く人が減ったという話もあるそうです。

なにより、この映画を一層面白くしてくれるのは、あのジョン・ウィリアムズの音楽でしょう。「ダーダン、ダーダン」みたいな誰もが口ずさんだことがあるであろう、あの音楽を効果的に使ってくれます。音楽を聴いただけで、サメのことを思い出すくらいです。

スピルバーグらしい一難去ってまた一難の展開ですが、最近ほどメリハリはありませんが、そこらへんにありそがちな作品よりははるかに面白いです。

また、「自分たちはとんでもないものを敵に回している」ことに徐々に気付かせるあたりは、うまいと思います。ところどころでサメの視点の映像が流れます。単純に追ってくるだけの映像ではなく、追う方の映像も見せるあたりはいいと思いました。

基本的に、アクションやアドベンチャーものは評論しやすくはないですが、さすがにスピルバーグなだけあって、多くのことが書けます。書いていることの質は別問題ですよ。

『激突!』が出世作とも言われますが、この作品は本当にスピルバーグの名を高めた作品でしょう。基本的に、映画好きはスピルバーグを好きとは語りませんが、メインストリームに戻るのもいいことのようです。世間的にも評価される監督の作品を改めてみるのはよきことかもしれません。

最近でこそよくいわれませんが(『ミュンヘン』はひどいです)、初期の作品は恐らく傑作ぞろいでしょう。娯楽映画でも、マイケル・ベイやローランド・エメリッヒとは一線を画しますね。ジェームズ・キャメロン、ジョージ・ルーカスには近いとも言えるでしょう。

評価:80点
点数つけるのもおこがましいですけど、傑作です。同年公開の『カッコーの巣の上で』の方が好きですけど。
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