スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

四畳半神話大系 森見登美彦

四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
(2008/03/25)
森見 登美彦

商品詳細を見る


いや~、ほんとに久しぶりに本について書きますよ。今年は100冊読む予定ですから、ジャンジャン進まないとだめですね。

この人の本はずいぶんと前に『太陽の塔』という本を読んだことがあるくらいで、べつにそこまで好きというわけではなかったんですけど、この本を「ぐおらああ」という感じで読んだところなんだか面白くなってきたんですよ。簡単に言うと、書き方になじんできたというところでしょうか。

この人はまあ、少し変わった書き方をするんですよ。三島由紀夫を現代語訳した感じの表現なんですよ。別に三島について詳しく知っているのではないんですけど、すぐにわかることを少し遠まわしに言うんですね。いうなれば、語彙が多いということですわ。

この本は最初だけ読んでもさっぱり意味がわからないんです。全部で4部構成になっていて、パラレルワールドのような状態になっています。『ラン・ローラ・ラン』というドイツ人監督が取った映画の構成と似ています。話自体は似ているようなんだけど、少し違うということです。

400ページくらいあるんですけど、4話になってるんで、実質100ページの話を4回読むということになるんでしょうか。ところどころ同じ文章とかも混ざってるんで、楽してんなとも思いますけど、それぞれには異なったテーマと言うか流れがあるんで、そこまで批判することはないと思います。

それと、この小説を読んでるとものすごいデジャヴ感に襲われる気がします。実際には同じ文章を読んでいるだけなんですけど、なんかこの展開さっきも読んだぞと思えてきます。

しかし、4話すべてを読み終えて初めて物語が完結します。伊達に山本周五郎賞を受賞している作家ではないですね。結構新進気鋭の作家でして、僕としては珍しくというか読んでいて面白いなと感じました。東野圭吾は結構な歳ですから新進ではないでしょう。

現代作家は面白くねえなと思っている僕でも、楽しめました。単に僕がひねくれているから、一般的な作家(石田衣良とか伊坂幸太郎とか)の小説はつまらないと感じるだけかもしれません。みんなと同じじゃ嫌だと思ってるだけだからとも言えるでしょう。そのくせ、映画はみんなが面白いと思うようなものが好きなんですけどね。

映画では散々、基準がよくわからない評価を下してきましたけど、小説に関してはつけないようにするつもりです。なぜって、つけたってどうにもなんないからです。小説は僕としては楽しむものであり疑似体験をするものですから、出来不出来に興味はないのです。

今年は、書評もバンバン書いていきたいです。意気込みだけで終わらないように気をつけたいものです。
スポンサーサイト

comment

Secret

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新記事
FC2カウンター
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。