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文学研究という不幸 小谷野敦

文学研究という不幸 (ベスト新書 264)文学研究という不幸 (ベスト新書 264)
(2010/01/09)
小谷野 敦

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文学部は就職がないとよく聞きますけど、この本を読むと「文学部は文学研究にしか役立たない」と思うようになります。しかも、文学研究は必要ないということなので、文学部はどうすればいいのか?

そりゃ、なくなればいいんだよと言うのが大雑把な筋です。

ネタバレに当たるでしょうけど、帯にも書いてあるのでいいとしましょう。

文学研究っていうのは、昔こそ必要でしたが、今はそんなに必要性がないんですってね。と言うのも、古典的な作品(源氏物語とか古事記とか)は基本的に大体のことが終わってるらしいんですよ。じゃあ、何してるのかって、雑用とかやってるらしいです。ほんとかは知りませんよ。

とにかく、文学部は不良債権だということをずっと書いているんです。さまざまな例を見ると、よく調べたなとも思いますけど、正直言って、知らない人ばっかり出てきます。亀井勝一郎、池上俊一、池田亀鑑…という感じです。有名な人も出てきますけど、僕の知識では、村上陽一郎、中村真一郎、江川卓がいいところです。

この本を書いた人はちょっと前に、『もてない男』という本が売れて少々有名になりました。基本的に、批判的な話がほとんどです。『もてない男』はない世を詳しくは覚えていないですけど、結構賛同できたことは覚えています。

もてない男―恋愛論を超えて (ちくま新書)もてない男―恋愛論を超えて (ちくま新書)
(1999/01)
小谷野 敦

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そういった意味では、名前でこの本を買ったということも間違ってはいないでしょう。

それにしても、新書の名前が、「ベスト新書」って、安直過ぎやしませんか。名前にはそこまでこだわらないのかもしれませんけど、もう少しいい感じの名前にした方がよさそうだと思うんですけどね。

本の中身に話を戻すと、思ったような内容ではなく、文学史に近いものを延々と読まされるだけでした。僕は、文学部の不人気さとか就職が悪いとか行った話が来るのかと思っていました。タイトルに「文学研究」とは言っているので、タイトルは嘘をついてはいないんですけどね。

僕の読み落としです。専門の人でなければ、もうわからないような話がほとんどです。あんまり進めるような本ではないなと思いました。

否定的な話って、書きづらいですよね。しかも、匿名ですし。名誉のために言うと、この人の本は実際のところよく調べられていて、興味のある話ならかなり吸収ができると思います。
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