スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インビクタス 負けざる者

監督:クリント・イーストウッド
脚本:アンソニー・ペッカム
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン

invictus.jpg

ストーリー
27年間牢屋に入っていたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は、南アフリカ共和国初の黒人大統領になる。ラグビーで国をまとめるために、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)と協力する…

クリント・イーストウッドというと、今生きている映画監督では本当に神のような存在の人です。前作『グラン・トリノ』は大絶賛されて、『許されざる者』と『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー監督賞と作品賞を回ずつ取っています。

クリントイースト・ウッド作品は毎回作風と言うか作品の内容自体は結構違うんですけど、伝えようとしていることは同じです。明確なことを書くことはできませんが、感覚的にはかなり近いものを感じます。

今回は、『グラン・トリノ』の後と言うこともあり、少々、やりづらかったとも思いますが、予想通り(悪い意味ではありませんよ)いい作品に仕上げてくれました。アカデミー賞にいはノミネートされてませんけど、悪くない佳作と言うところでしょう。

主人公はネルソン・マンデラ。たぶん知らない人も中にはいると思います。僕は、名前くらいしか知らなかったんですけど、南アの大統領だったんですね。ガンジーの亜流かと思っていました(失礼)。

そのネルソン・マンデラが南アを再建と言うか建国していく話です。実話に基づいているというのも凄い話です。

ストーリーは読んでわかるようにかなり単純です。ネルソン・マンデラが牢屋に入っていた話や大統領になる話は早々に切り上げて、国をまとめるために奔走する話に移ります。ですから、イーストウッドはネルソン・マンデラはすごいんだよと言うところだけをいいたいのではないのだとわかります。

それ以上に伝えたいものがあるのでしょう。ここからは推測になりますけど、僕はイーストウッドの伝えたいものは「ネルソン・マンデラの生き方」だと思っています。この作品だけでなく、僕の今まで観てきたイーストウッド作品『グラン・トリノ』『ミリオンダラー・ベイビー』『硫黄島からの手紙』『ミスティック・リバー』を観ても、コンテンツ以外のものを伝えたいのではと思うような設計になっています。

今回は、成功した例ですけど、『硫黄島からの手紙』を例に取ると史実の通り日本軍は負けます。そして、硫黄島も連合国軍に取られます。成功だけを描くのではなく、生き方や姿勢といったものを繰り返し描いているのだと思います。成功や失敗と言った小さなことでなく、人生を通してイーストウッドが得てきたものを後世に語り継ぐために映画を取り続けているのだと思います。

映画自体の話に戻ると、ラストの試合は本当に感動します。悔しいけど感動します。『アバター』のような安い、感動ではなく、体がウズウズするような心が震えるような感動です。マット・デイモンは試合後のインタビューで言う言葉に僕は深く感動しました。

映画の後半だけを観ても感動はできますけど、前半をしっかり踏まえて観た後の感動は一層いいものでうす。

イーストウッドは結構多作ですけど、そのまで派手な作品はないです。いつも感動系(『ミスティック・リバー』は違いますけど)のドラマです。しかし、誰が観てもわかるように設計し、かつ深くまで描くことのできる映画監督はそう多くはないと思います。

地味でも堅実な作品を作るイーストウッドをこれからも応援したいです。

そうそう、イーストウッドは次の作品も撮影をしているらしいですね。『Hereafter』と言うタイトルで、主演はまたマット・デイモンらしいです。

評価:80~85点
『グラン・トリノ』には劣りますけど、これも力のこもった作品です。
スポンサーサイト

comment

Secret

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新記事
FC2カウンター
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。