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NINE

監督:ロブ・マーシャル
脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:ダニエル・デイ・ルイス

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ストーリー
天才映画監督グイドは、映画のクランクイン直前になっても脚本が書けなかった。しかし映画の撮影は始まってしまい…

出演者が豪華なことで話題になったこの作品。出演者が豪華ということ以外は、基本的にほかのことには何も触れらていないということもあってか、「どうせ大したこととないでしょ」と僕は思っていました。

結論からいいます。大したことないです

参考までに、興行成績を書きますと、製作費8000万ドルでアメリカ国内で2000万ドル弱、世界規模4500万ドルくらいです。これから伸びても製作費は回収できないでしょう。

ちなみに4500万ドル規模の興行収入を持つ作品は『バス男』(原題:ナポレオン・ダイナマイト)がありますが、こちらは製作費が40万ドルくらいです。あくまで参考ですのでね。

脚本を手掛けたのは、アンソニー・ミンゲラ、『イングリッシュ・ペイシェント』を監督した人です。その人が脚本を書いたといっても、僕は彼の作品を一作品も観ていないのでどんな作品を作る人だか知りません。

監督のロブ・マーシャルについては、アカデミー作品賞作品の『シカゴ』は観ました。ミュージカル映画が嫌いになりました。テンポも遅いし、つまらない歌が始まるし…。

というわけで、僕はミュージカル映画がそんなに好きではないです。

そんな事情がありましたが、これは面白いかもしれないぞと思いながら観に行きました。

案の定、大したことなかったです。

まず、主人公の映画監督グイドが、映画を作れなくて悩むというのが映画の出発点です。しかし、主人公、悩んでいないです。少しばかりは、脚本を考えようとするシーンありますが、映画の大半を占めるシーンというと…

女の子と遊んでるんですよ。

「なめてんのか、こら!」と言いたくなります。もっと、悩んでどん底まで落としてほしいです。それくらいしないと、納得いきません。

天才映画監督なんですから、アイデアがポンポン出るのかもしれませんけど、全盛期のシーンもないから昔との違いも強調されていません。それに、アイデアなんかすぐに出るわけないのですから、もっとアイデアを出す努力をしてほしいです。

これらのことから「この映画は女優に踊ってもらうことしか考えていないのでは?」と思いたくなります。

歌とかはどうでもいいです。歌の質なんか僕にはわかりませんから。あくまでこの歌好きだな、とかいう感想を持つだけですから。

映画の中心に歌が来るのは、、ミュージカル映画ですから悪いことではないと思います。しかし、話がどう考えても薄すぎます。

あと、登場人物が多すぎるので、基本的にみんな出番というか歌うのは一回です。歌は悪くないので間延びした感はそこまでありませんけど、省略が多すぎます。どう考えても、有名女優を入れすぎたために短い感じになったのだと思います。

それと、主要人物の性格を表す描写がほしいです。ケイト・ハドソンとか、雑誌の記者という設定だけで、だれだか分りません。歌はいいのもらってますけど。

エンドロールで思ったんですけど、この映画のプロットってこの映画に対する皮肉じゃないですか?

監督がいい作品を撮れなくなったって、この映画そのまんまです。いい映画悪い映画以前に、中身がほとんどないんですからね。

劇場でほかの客が「主演の男の人の英語聞きとりやすい」「歌がよかった」とか言ってました。「内容は無視ですか」と言われても仕方ないです。語るほど中身がないですからね。

あと、ネタバレになりますんで、読みたくない人は読まないでください。最後に映画を撮り始めるんですけど、撮り始める理由が適当です。悩むシーンはオールカットです。いくらなんでもあれはないです。進化・成長した部分を見せろや!というところです。

配給会社は「ワインスタインカンパニー」とか言うところなんですけど、『イングロリアス・バスターズ』『愛を読む人』以外にほとんど有名な作品を配給していません。

この『NINE』とか、『ノーカントリー』の原作者の別の小説の映画化『ザ・ロード』とかタランティーノの『デス・プルーフinグラインドハウス』とか、こけまくりです。いずれ潰れるんじゃないかと思ってしまいます。

この映画も観て思いましたけど、製作費が多いからいい作品とかはないと思います。『パルプ・フィクション』なんて1000万ドルくらいですし、『ターミネーター』なんて。640万ドルですからね。『パラノーマル・アクティビティ』は観ていないのでどうだか知りませんけど、

世界規模で2億3000万ドルくらいの『JUNO/ジュノ』とか、世界で6000万ドル弱の『(500日)のサマー』とかは製作費750万ドルです。ほんとね、知恵を絞って作って作ってほしいです。

評価:55点
中身ないです。歌を観るものと割り切りましょう。人間描写は『アバター』を超えた薄さじゃないでしょうか。
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