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シャッター・アイランド

監督:マーティン・スコセッシ
原作:デニス・ルヘイン
出演:レオナルド・ディカプリオ、ベン・キングズレー、マーク・ラファロ

shutter island

ストーリー
周囲を海に囲まれた島、「シャッター・アイランド」。そこから一人の女性が消えた。連邦捜査官のテディ・ダニエルズはその謎を解くためにしまに乗り込むが、帰ることができなくなってしまう…

ネタバレを少々含みます。

公開日に観に行ったんですけど、更新が遅くなりました。

謎があるということなので、オチが非常に重要な作品です。正直な感想からいうと、面白いけど、オチはちょっとないなと思います。

オチのある映画は、いくら頑張ってもオチがいいか悪いかで評価されます。『シックス・センス』のシャマランが「オチだけで判断されたくない」観たいなことをどっかの雑誌で言っていましたが、それならオチのない映画を作るなよ、ということでオチのない映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』を作ったところ興行的にも批評的にも第失敗しました。

話がそれましたが、オチのある映画に重要なのは、いかにして観客を騙すかということです。

そうそう、オチのあるというのは、「衝撃のオチがある」ということです。

今まで数々のオチのある映画がありましたが、代表的者を挙げると『シックス・センス』をはじめとするシャマラン作品、『ユージュアル・サスペクツ』『ファイト・クラブ』をはじめとするデヴィッド・フィンチャー作品『ソウ』(観てないです)『ミスト』『ショーシャンクの空に』『猿の惑星』とかですね。

ちなみに僕のこの中でのオススメは『ファイト・クラブ』『ミスト』『ショーシャンクの空に』です。

そんで、『シャッター・アイランド』はオチこそ説明しませんが、基本的ににオチは僕としては問題だと思います。なんせ、あの落ちだと、どんな映画でも納得がいくからです。

わかる人用の答えは、『ユージュアル・サスペクツ』+フィリップ・K・ディックです。

僕はオチだけを聞くとこの映画は嫌いです。しかし、この映画のいいところは、「えっ、本当にこれが落ちなの?」となるように設計されているところです。その過程を観るのなら非常によくできた映画と言えます。

オチを聞いて、「クソじゃん」というよりも、映画の途中で「そうか!」となる方がいいと思います。

正直言うと、オチは凡庸です。オチに納得できない人は結構な数いると思います。僕も、オチに関しては納得いかないところもあるんですけど、切り返しは素晴らしいということだけは言っておきます。

これから先は、オチには一切触れないつもりです。

原作を手掛けているのは、デニス・ルヘインです。この人は『ミスティック・リバー』の原作者として知られています。クリント・イーストウッドが映画化しました。

こちらもちゃんとオチのある映画ですけど、一としては『ミスティック・リバー』の方ができていると思います。『ミスティック・リバー』はイーストウッドらしい仕上がりとなっています。イーストウッドらしさ+オチですので、個人的には『ミスティック・リバー』の方が『シャッター・アイランド』よりも上です。

アメリカでは2週連続1位ですが、やはりディカプリオの効果となってしまうと思います。もしも、主人公をエリック・バナ(スピルバーグの『ミュンヘン』の主役)とか、マーク・ウォールバーグ(マーティン・スコセッシの『ディパーテッド』のうまい人)とか、クリスチャン・ベール(『ダーク・ナイト』の主役)などが演じたら、ヒットしなかったと思います。クリスチャン・ベールなら演じてくれそうですが。

スコセッシとディカプリオのコンビは『ディパーテッド』でアカデミー作品賞を受賞しましたけど、僕は『タクシー・ドライバー』の方が傑作だと思います。その理由は何かというと、オリジナリティにあります。

『ディパーテッド』はタランティーノの『レザボア・ドッグス』や香港映画の『友は風の彼方に』とプロットが一緒です。しかし、『タクシー・ドライバー』はアメリカンニューシネマの映画ということもあり前例のないものです。なので、僕としては評価を上にしているのです。

その証拠に、『タクシー・ドライバー』はアカデミー作品賞を取ってはいませんが、カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞しています。

そういう作品を作ったスコセッシだからこそ今回は期待していました。ですが、ありきたりなオチはがっかりです。

『シックス・センス』以降、衝撃のオチは陳腐化していきました。陳腐化した後はタランティーノのような、作家性としてのサンプリング(以前の作品の要素を組み合わせて、それを前のもの以上にすること)が重要視されてきました。

しかし、この作品はそれを成し遂げたとは言えないと思います。何度も言いますが、オチが揺れ動くというところは評価しています。ですが、オチをまた違ったものにできると期待していたので少々期待外れに近いです。

スコセッシの作品はまだ3作しか観ていません。『タクシー・ドライバー』『ディパーテッド』『シャッター・アイランド』の3つです。なので、スコセッシの凄さを体感するべく、彼の良質な作品を見ることにします。『レイジング・ブル』『グッドフェローズ』『キング・オブ・コメディ』それと、ディカプリオとのコンビ作(『アビエイター』など)です。

こういった映画は、オチですべて判断されてしまうところは仕方ないと思います。その辺はよく頑張っていたと思います。

オチにいたるまでは、シャマランの『ハプニング』『ヴィレッジ』同様、いい出来だと思います。賛否両論の映画だと僕は思っています。

評価:75点
オチに関してはそこまでのものではありませんが、そこまでの過程は評価したいです。
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