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サマーウォーズ

監督:細田守
声の出演:神木隆之介

summer-wars.jpg

ストーリー
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界、OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の'健二は、憧れの先輩・夏季から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。

さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ、現実世界をも混乱させる大事件の幕開けだった。
(ウィキペディアより)

最高です。公開されたときに劇場で観たかったです。二本立てで観たわけですけど、ボロボロ泣いてしまいました。

映画自体は昨年の夏公開で、いとこが絶賛していました。僕は「アニメ映画だし」となめていましたけど、これまでいいとは思いませんでした。

まず、舞台です。舞台は、長野県の上田市と、ネットの世界です。僕にとっては特に前者が重要です。

僕は、最近はそこまでではありませんが、戦国時代が大好きで本を読み漁っていたことがあります。そこで上田城に徳川軍が攻めてくる話が出てきます。その話が、映画にまんま出てきます。まず、そこで僕としては、映画に乗ってしまいました。この話は中盤に出てきます。

ネットについては、そこまでの思い入れはありませんので割愛。

舞台が上田ということもあり、主人公の訪れる大家族の集まる家なんですけど、そこが古い日本家屋なわけです。僕は、都会育ちですけど、祖父母の家はド田舎にありまして、年に一度くらい帰るわけですが、そこの風景と映画の風景がとても似ているのです。僕の原風景に近いので、ここでも心をつかまれました。

さらに、親戚が集まるわけですけど、それもまた経験したことのあることでしたので、もう自分の話にも思えてくるわけです。舞台が田舎ですけど、親戚独特の関係を垣間見れてよかったです。侘助という養子の話です。

これら3つの枠組だけで、僕は感激しましたが、まだまだ魅力的なところがあります。

そうそう、宮崎駿の『となりのトトロ』という映画がありますが、あの映画は「日本人にとって懐かしいと思える映画だ」みたいなことを以前どこかで読みましたが、『サマ―ウォーズ』の方が懐かしいです。家や親せき、生活感すべて『トトロ』を『サマーウォーズ』は凌駕しています。

そして、もうひとつ重要なネットのお話です。映画の中では、OZ(オズ)というシステムで世界中が回っているという設定なわけです。そのOZの世界が主人公のせいで混乱します。僕は『ダイハード4.0』を思い出しました。

最初は、「はいはい『ダイハード4.0』と家族愛を合体させたのね」と思いましたが、全くそんなことはありませんでした。

まず、主人公は数学が得意な(ほぼ)オタクです。ここで、マクレーン刑事(ブルース・ウィリスの役名)のようなヒーローではないことは明らかです。しかも、どっちかというと犯人側なわけです。

そういった混乱した状況では主人公は何もできません。代わりに活躍するのは夏希の祖母の栄です。彼女は日本全国に電話を掛けまくります。僕はここで泣いてしまいました。

「何言ってんだ?」と思うかもしれませんが、このシーンは彼女が本当にカッコよく映ります。見ればわかると思います。『ワルキューレ』のトム・クルーズよりもかっこいいです。観ていないと意味がわからないでしょう。

まっさらな状態で観てもらいたいので、ネタバレというかストーリーはあまり深くまでは語りたくないので、あえて断片的にしようと思います。

この映画は大家族だからこそ成し遂げられる話です。核家族の世の中へのアンチテーゼかというと、層ではないように描かれています。核家族はよくないという話でなく、大家族はいいなというのが中心です。

映画にはよくありがちですけど、みんなが力を合わせるという至極当たり前のことを、家族を使っているというのがこの映画のいい点だと思います。普通は赤の他人が協力します。『第9地区』でさえそうです。しかし、この映画は、あまり顧みられない家族をわざと中心に置いた映画なわけです。

そういうところで僕は絶賛したいです。

家族を描くと大体ろくでもない話が中心です。『アメリカン・ビューティー』や『レボリューショナリー・ロード』『普通の人々』などです。しかし、この映画は真反対です。だからこそいいと僕が思います。

小ネタも書きたいんですけど、観ていない人用に書いているので、触れないようにします。

問題点としては、OZ内での戦闘シーンです。キーボードをあそこまでたたきまくるゲームは存在しないと思います。そこはどうやっても無理があります。

あとOZのデザインです。村上隆のようなデザインですけど、僕はあまり好きではないです。主観的な話なんですけどね。

あと、あまり影がない。わざとそうしたとパンフレットには書いてあります。でも、やはりリアリティにこだわてほしいです。

大枠だけでも十分いい映画ですけど、細部が非常によくできていると思います。家の中一つをとっても本には題名もしっかり書き込まれていますし、質感もよく伝わってきます。

日本のアニメ映画も捨てたものではないと思いました。というか、数学に長けている話だったら、ロン・ハワードの『ビューティフル・マインド』(アカデミー作品賞)よりもはるかに感動的でいい作品です。

『クレヨンしんちゃん』の映画もいいものがありますが、こちらも負けてはいないと思います。

評価:95~100点
僕の人生ベスト10に加えたいです。あと『ビューティフル・マインド』より『サマ―ウォーズ』の方がいいですよ。
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