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ひきこもれ

タイトルは『ひきこもれ』になっていますが、これは本のタイトルであり、読者へのメッセージではありませんので。あしからず。

今回は、吉本隆明さんの『ひきこもれ』です。
ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)
(2006/12/10)
吉本 隆明

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吉本隆明さんは20世紀最大の思想家というのを以前どこかで読んだことがあります。最近、吉本さんの本に興味を抱いています。

この本は、タイトルの通りひきこもりについて書かれた本です。吉本さん自身がひきこもりだった体験もこの本の一翼を担っています。私はひきこもりにはなったことはありませんが、ひきこもる体験というのも少ししてみたい気持ちがあります。

この本でいう、ひきこもりとは病気的なものではなく、気分的なものです。わかりやすく言い換えると、専門家に頼る必要のないひきこもりについてです。

この本は吉本さんから若者へのメッセージです。

吉本さんは、学校に蔓延するお互い(生徒と先生)が、嘘をつきとおすような感じ、これを吉本さんは「偽の厳粛さ」と呼んでいる、のせいで生徒が不登校へとつながるといいます。私自身もそうでしたが、年が上がると先生は嘘ばっかり言っているみたいなことが感覚的に見抜けるようになってきます。それに耐えられなくなったのが、ひきこもりも子供だというのです。私はなんとなくですがわかったような気がします。

ひきこもりは一般的に悪いものと理解されていますが、本当にそうかという問いに正直に答えてくれる本です。

私は、もともとひきこもりなんかなんでするのだろうかと思っていますが、最近になってなんとなくわかったような気がします。本音を誰も伝えない社会(学校)や、嘘で固められた人間関係などに耐えられなくなる気持ちもわからないではありません。すべてが幻想にすぎないといった感じがあります。

ひきこもりは悪くないとは書いてありますが、ひきこもりだけで集まるのはやめておきなさいと書いてあります。理由は、内輪で集まるのは楽で楽しいけど、それでは自分が成長も何もしないからだということだからです。確かに、内輪で固まるのは簡単です。ですが、それでいいかというとそうではありません。私の学校を考えてみると、いつもきまったひととしか集まらない雰囲気がよくあります。外部を受け入れないというような空気があります。相当な鈍感な奴しか入れないだろうなという感じです。

みんながみんな避けているわけではないのですが、誰ひとり実行できない感じです。心が弱くなっている現代人では誰かがやってくれないとだめなようです。

それは仕方のないことなのですが、改善する策はないのかとよく考えます。今のところ案はありませんが、社会の構造上やむをえない部分が多いのかと思います。この先に人と人のかかわり方の変化が訪れるのを待つしかないのでしょうか。

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