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死に場所を探す男『BROTHER』

brother.jpg

北野武が世界に向けて作った作品。ということになっていますが、例の通り興行的には成功とはいえるようなものではありません。

基本的に北野武の作品は興行的には失敗な作品が多いです。しかし、それでもオファーが来るというのが北野武の力というものでしょう。自分の事務所でやっているということもあるでしょうが。

この『BROTHER』は北野武ふんするヤクザが日本から出る羽目になってしまい、アメリカにすむ弟の元へ行くというストーリーです。

当然のことですが、北野武映画におけるたけしは常に死ぬ向かう男です。『その男、凶暴につき』『ソナチネ』と、破滅への道を自ら選ぶ男を常に演じています。

ということからわかるように、ラストは容易に想像がつきます。

僕の思う北野武の映画の良さとは、「沈黙」もしくは「しゃべり倒し」です。「沈黙」というのは、『その男、凶暴につき』を見ればわかることですが、たけしはほとんどしゃべることなく行動ですべてを表します。

逆に「しゃべり倒し」というのは、『アウトレイジ』で一気に消化した漫才のようなテンポのしゃべりが延々と続くことです。

この『BROTHER』は非常に中途半端な時期に撮ったということもあり、その2つの中間地点にいるよな状態になってしまっています。

舞台が日本ではないため止むをえないということもあるでしょうが、沈黙の良さとは、いつ誰が死ぬのか分からなく、ホラーとは違った意味で「恐怖」を出せることでしょう。

『BROTHER』が他の作品よりもだめだなと思うのはキャラクター造形にもあると思います。『その男~』と『ソナチネ』のたけし は死というものを求めつつも一定の距離を保っています。しかし、『BROTHER』では、死にまっすぐ向かっているのです。その結果、余計な遊びの部分が消えてしまったのではと思っています。

いろいろな殺し方に関してはいつも通り面白いですが、北野武らしい沈黙をもっと押し出してほしかったです。

それと、前半がゆったりなのに、後半はささっと終わらせるのは少々バランスが悪いのではと思ったりもしました。

まあ、それでも最近の邦画に比べたらはるかにいいんですけどね。北野武のいい作品をいくつか見た後だと見劣りしてしまうのが残念です。

『シルミド』

silmido.jpg

2003年の韓国映画。死刑囚をはじめとする犯罪者を死よりも過酷な訓練を通して作りあげた、684部隊の知られざる物語です。タイトルの『シルミド』とは、684部隊の訓練に使われていた島です。

韓国映画を見るたびに思うのだが、韓国映画はどうしてこんなに素晴らしいのでしょうか。ゼロ年代の映画しか見ていませんけど、見る作品見る作品が傑作ぞろいです。もちろん、いい作品を狙って見ているというのもあるでしょうが。

それにしても、この『シルミド』もまた傑作です。1200万人もの韓国人が涙したとう宣伝なんですけど、それに値する映画です。

史実とは若干異なるらしいですが、そんなことを無視しても十分に素晴らしいです。

正直言って、僕のような若輩者が説明できる程たやすい映画ではないです。うまく言葉には出せないけど、心に響く作品です。

同じところをずっとぐるぐる回っているんですけど、あんな傑作にグダグダとした説明はできないです。

申し訳ないですが、『レザボア・ドッグス』よろしく、メインを回避して今回は終わらせたいです。助長な説明は失礼にあたるので。

肉密度1000%、これぞスタローン『エクスペンダブルズ』

The-Expendables-2076.jpg

友人が試写会に誘ってくれたので、試写会で見てきました。

ストーリーを張るのは面倒なんで、スタローンをはじめとする「消耗品軍団(エクスペンダブルズ)」が、暴れまくるということだけを抑えてほしいです。

宣伝の通り、出演者は豪華です。一般人にはどの辺が豪華なのかよくわからないと思うんですけどね。

毎度の通り、結論から入るとこの映画、爽快、痛快、最高ってところです。

『ランボー』と『ロッキー』から脱却し新シリーズをつくるというようなことをスタローンは行っていましたが、この『エクスペンダブルズ』なら、続編は楽勝に作れます。

まず、キャラクターが非常に豊かですね。今回は、スタローンとジェイソン・ステイサムがほとんどメインでしたが、ブルース・ウィリスやドルフ・ラングレンなど、キャラ立ちもよく、主演でもやっていける俳優が出ているので、続編を非常に作りやすいと思います。

豪華キャスト過ぎて、全員のよさを描くのには少々の無理がありましたが、逆にいえばまだまだ可能性を秘めているということでしょう。

アクションに関しては文句なしです。ラストのほうで2つのアクションシーンがありますが、両方とも素晴らしいです。爆発をリアルでやっているので本当に画面に映えます。一部、CGも使われていますが、8000万ドルかけて作っただけあって、爆発はすごくよくできています。

ストーリーなんて適当でいいんだよと思っていますが、結構手の込んだストーリー運びとなっています。もちろん、『ボーン』シリーズやのようにいちいち確認が必要なほど面倒なわけではないですが、いかにもというストーリーでした。

ただ、ジョークがもっとほしかったですね。どうせ、有名俳優をだすのなら、その俳優にちなんだジョークを出してほしかったです。シュワルツェネガーに関してはウィットの聞いたジョークを見せてくれますが、他の俳優はそこまででもなかった感じです。

洋画のいいところは、どんな時でもユーモアを忘れないところがあるからだと僕は考えているので、そこのとこはもっとブラッシュアップしてほしかったです。

あの悪名高き『アルマゲドン』でさえ、「これがロシア式の直し方だ!」といういろんな意味で笑うしかないジョークを差し込んでいるので、次回作にはそこを頑張ってもらいたいです。

あと、撮り方で気になったところがあって、スタローンがひっくりかえって銃を撃つシーンで、カメラをぐるっと回して上下逆にするカットがあったのですが、個人的にはいい撮り方だと思いました。文字では想像できないと思いますけど。

アクションについてさっきも触れましたが、ほれぼれするほど楽しく、面白く、ちょっとグロい描写は最高でした。

『ランボー 最後の戦場』級のグロさはありませんでしたが、北野武の『アウトレイジ』に通ずる笑いとしての暴力というか切り株描写はついつい笑ってしまいました。劇場で笑ってたのは僕だけだったような気もしますが。

なんだかんだで、スタローンはスターの役をやりたいんですよね。『タクシードライバー』や『ダークナイト』、『ランボー』のようなアンチヒーローではなく、正統派の筋肉派俳優でいたいのでしょう。

スタローンの新たなシリーズとして期待したいです。

映画秘宝まつり行ってきました『キック・アス』

kick ass

更新が遅くなってすみません。親戚の葬式がかぶってしまい更新できませんでした。

9月16日の「映画秘宝まつり」に行ってきました。もちろん、『キック・アス』を見るためにです。

映画秘宝の読者がメインな層ですので、オタク臭がぷんぷんするだろうと予想していましたが、その通りでした。劇場を見渡すとどう考えてもオタクだろうなとしか思えない人ばかりでした。

で、ちょっと驚いたことがあって、女子トイレよりも男子トイレの方がはるかに混んでるんですよね。こんなこともあるのか、と思っていました。

学校から直接行ったんですけど、けっ子うぎりぎりでした。あの日は確か、廊下に落ちていた南京錠をどうやってあけるかということを研究していた日だったと思います。

上映開始が17:30なわけですが、どう考えても普通に仕事をしているサラリーマンの人にはかなりきつい時間帯です。僕は学生ですからいいですが、時間の制約で涙をのんだ人も結構いることでしょう。

あと、僕の右の席が終始開いておりました。足を伸ばせて楽でした。

日記はここで終わらせましょう。

構成は、

あいさつ
予告編大会(32分!)
本編
トークショー(町山智浩×水道橋博士)


となっておりました。

0.前座

まずあいさつの前に、『グラインドハウス』フェイク予告編の最初に出るやつ↓


が出て、いろんな映画のつぎはぎMADが始まるんですね。あれは燃えました。

しかも締めが、『インセプション』のあの音楽です。


↑これです!

1.あいさつ

これはどうでもいいので、割愛。

2.予告編大会

全部で32分くらいあったらしいです。

気になった映画は、『エクスペンダブルズ』『スコット・ピルグリムVSセカイ』『ピラニア3D』『マチェーテ』『グリーン・ホーネット』あたり。

『チョコレート・デリンジャー』などの映画は予告編でもうおなかいっぱい。どう考えても劇場で見たいとは思えない映画たちが大量に入り込んでいました。

3.本編『キック・アス』

ここからが本題。評論を始めます。ちょいちょいネタばれしてます。

ストーリー

デイヴ・リゼウスキ(アーロン・ジョンソン)は、コミックのスーパーヒーローに憧れるギーク少年。そんな彼は自分で本物のヒーローになろうと思い、ネットで買ったスーツを着て活動を開始する。しかし、何のスーパーパワーも持たない彼はあっさり暴漢に刺されて車に轢かれ、病院送りとなる。そのときにスーツを隠す為に裸になった為にゲイ疑惑が沸騰してしまい、それをきっかけに学校一の美少女のケイティ(リンジー・フォンセカ)と接近する。
その後もデイヴは活動を続る彼は、あるとき見物人から撮影された際に自らをキック・アスと名乗る。動画はやがてYouTubeにアップされて話題を呼び、さらにデイヴはキック・アス名義のMySpaceアカウントを取得する。
ある日、ケイティが麻薬の売人によって悩まされていることを知り、デイヴはキック・アスに連絡するよう助言する。さっそく連絡を受けた彼は麻薬組織に接近し始めるのだが、その過程で自身と同じようにヒーローコスチュームを着たヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)とその父のビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)と出会う。
(wikipediaより)



「見終わったころは、正直いってそこまでじゃないな~」とか思ってたんですけど、数日寝かして考えてみたら、「いや、あれは傑作だな」に感想が変わりました。

ストーリーどうこうというのもありますけど、ボンクラ男子(この表現嫌いです)が大好きな要素が詰め込まれまくりです。が、僕の心に引っかかったところだけ書くことにします。

まず、描写がグロいです。

普通のアクションコメディかと思っていたら予想以上にグロくて、もう最高でした。ヒットガールが剣でチンピラを刺しまくるんですけど、描写に容赦がないです。←韻を踏んでますww

とっさに思い出したのが、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』とヴァーホーヴェンと北野武です。どれも、暴力を最後まで描くんですよね。使い方にはいろいろありますが、『キック・アス』はヴァーホーヴェンと同じ使い方ですね。

特に、でかい電子レンジにロシア人を入れるギャグはよかったですね。

そして、ジョークがいいですね。

車にひき逃げされるとこ、FPSのパロディというかオマージュ、Youtubeのやつなど自然に笑えてくるジョーク盛りだくさんです。

あと、なぜか感動しました。

ニコラス・ケイジが死んだあとあたりから涙腺崩壊しかけました。なんでかよくわからんのですがね。

ただ、ヒットガールが敵を殺しまくるのがまったく悪いことに見えないというのはちょっとな~、と思いました。その抑制ということでグロ描写を多用しているのだと思いますけど、暴力にはそれなりの結果が伴うことも描いてほしかったです。

でも、この『キック・アス』は傑作です。

ただ、バズーカの件で拍手してましたけど、あれは少し嫌でした。

アメリカでは『ロボコップ』で、ロボコップコールがあるという話がありますけど、それのまねをしているのではと思ってしまうのです。これ見よがしな態度はあまり好きじゃないです。わざとらしさを感じてしまうからです。僕は拍手しなかったです。

でも、いい作品でしたよ。

4.トークショー

『キック・アス』を見終わって、若干僕の中では「はぁ~!?」感がありました。くだんの拍手のせいですよ。

水道橋博士が水野晴郎研究の発表をしました。悪いんですけど、つまらなかったです。世代的に、水野晴郎をテレビで見ることもかなわないですし、水野晴郎に興味もないです。

町山智浩のトークが楽しみだったのでちょっと肩すかしでした。

というか、町山智浩が来たというのにほとんど映画の話をしないというのはどうかなと思います。何のために来たのかよくわからない感じでした。

最後に気分をさらに落とされてしまったので、『キック・アス』もダメに思えてしまいました。あれは失敗企画だろとツイッターで吐露しそうになりましたが、踏みとどまって考えることにしました。

でも、やはり僕の中では失敗企画です。

好きなひともいるでしょうから、べつにディスるつもりもまったくないです。

5.帰り

振り返ってみて、最初のMADめちゃくちゃよかったなと思ってました。あのMADならずっと見続けられそうだなとか思ってました。



『キック・アス』、無事に公開決まったみたいですね。もう一度は見なくてもいいですけど、パンフレットはほしいです。

『キック・アス』公式サイト

ポール・(ダメな方)・アンダーソン、もっと頑張って映画作れよ『バイオハザードⅣアフターライフ』

resident evil afterlife

ストーリー


東京から始まったウイルスの感染は瞬く間に世界中に広まった。渋谷の地下にある巨大な要塞の中にアリスが忍び込みそこを壊滅した。アルバート・ウェスカー議長は要塞から一人脱出し、爆破した。本物のアリスはウェスカーの乗る飛行機に忍び込むが、超能力を失う薬を注入され、飛行機は事故ってしまう…



『バイオハザード』シリーズは一応全部見ているけど、ゲームはまったくプレイしたことがありません。ゲームとどう関連しているのかはよく知りませんが、映画自体はほぼ体をなしていないです。

前作の続きということなんですけど、東京からウイルスが広がるって、前作で世界中にウイルスが蔓延している設定だったのにそこんところの整合性はどうするんですかと開始数分で思ってしまいましたが、そんなことはさておき、驚愕の事実が明らかになりました。

何と、東京の渋谷のスクランブル交差点や109の下にはなんと巨大な要塞がありました。大江戸線が要塞だという都市伝説は本当だったのですね。って、都営大江戸線は渋谷を通っていません。

東京の地下鉄の路線図

ならばあの要塞は一体?

ま、細かいことはいいので先に進みましょう。

その先はいつも通りです。

アクションはたくさんあるのに、なぜか映画が終わっても燃えないという不思議な減少が起こります。

指摘するまでもありませんが、脚本の不備、細かい客へのサービスがまったくありません。

3Dを使っているので、3Dに合わせたアクションになっているのですがそれだけでおしまいです。

それに、ゾンビ(アンデット)が出てくるわけですが、有効に使えたようには思えないです。マクロの爆破はたくさんありますけど、『3』のコンテナから出てきたゾンビような三国無双状態のアクションはありません。まったくもったいない限りです。

このシリーズのお決まりの、次回作があるぞというラスト。

どう考えても、監督がどうやって完結させればいいのかわからないから先延ばししているのでしょう。『ターミネーター』シリーズも今はそんな感じです。

毎回同じことをしているのに、結局先に進まないという奴です。

とかいろいろけなしてきましたが、映画は楽しかったです。脚本がひどいところを心の中で突っ込みつつアクションを堪能しました。

ですが、カタルシスがまったくないです。あ、これで終わりね、という感じに終わってしまい、映画一本見たような疲れは悪い意味で一切ありませんでした。

ラストに、おっぱいのでかい女が出てきたのはいいポイントですが。

やはり、もっとミラ・ジョヴォヴィッチをエロく使わないとだめだと思います。貧乳とは言え美人なんですからね。それと、明日もわからない男女が集まっているのにセックスの描写がないってのはおかしいですよね。

それに、銃を撃ちまくるんですけど、ほとんどリロードしないです。リロードくらいする描写入れろよと思います。映画全体で一回も中滝がします。

どうせPG12なんですから、もっと大人用にシリーズをつくりかえてほしいですね。

しかし、この映画はアクションは満載ですので、楽しもうと思えば楽しめないこともないです。見る人の気の持ちようですね。

正直って、ほめるのが非常に難しいので、文章も褒めと貶しを繰り返すいびつな形になってしまいました。すみません。

おまけ:僕が『バイオ』シリーズで見たいギャグ

男と女がセックス。男が逝ったところで、女がゾンビ化。

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